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浴用水道水・塩素の危険性

現代ではほとんどの人が、生まれたときから水道水を沸かして入浴しており、そこには皮ふに刺激性のある「塩素」が投入されています。


塩素はナトリウムと化合して塩化ナトリウム(食塩)になっていたり、マグネシウムと化合して塩化マグネシウム(にがり)になっていたり、プラスチックに加工されて塩化ビニールになっていたり、ごくありふれた物質で、そういう形で存在している分にはそれほど危険でもなく、海の中には塩がたくさんあって塩素だらけです。

しかし塩素は、人間の操作によって酸素1個と結合させられて、次亜塩素酸という形になると、活性がきわめて強くなってタンパク質やビタミンCなどと強く反応し、相手を破壊するようになります。

これは、酸素が加ったことによる「活性酸素」の働きの一種で、この働きによって単細胞生物(細菌)などはたちまち死んでしまいますから、水道水の消毒にこれを用いますし、シャツの黄ばみ(タンパク質)を溶かして漂白したりします。

塩素ガスは、目や呼吸器に入ってそこの水分と反応して次亜塩素酸となり、細胞を傷つけますから毒ガス兵器として使われ、兵士を失明させ、窒息させ、皮ふをびらんさせます。

カルキ(次亜塩素酸)の入ったプールに入ると、皮ふがカサカサになって痒くなり、目が真っ赤になります。

塩素が皮ふや目の細胞を損傷させるからです。

水道水に金魚を入れると死ぬのは、塩素がエラの細胞を破壊するからです。

野菜を水道水で洗うと、ビタミンCが破壊されます。

芝生や庭木に水道水をかけ続けると、塩素枯れを起こしますから、ゴルフ場などでは芝生に水道水をそのまま撒くことはありません。

浴用の水道水に含まれる塩素の危険性については、欧米では早くから警告されています。

シャワーから、塩素を除去するフィルターを購入することを考えなさい。

湯に含まれる化学物質の20~90%は、入浴中やシャワー中に皮ふを通して、また湯気を吸い込むことで体内に吸収されています。

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F.アッシュトン 豪州食品リサーチ研究主任 「水道水の塩素処理100年/知られざるシャワーの害」 1989

 塩素ガスは熱い湯に溶けにくく、空気中に拡散される。シャワーや入浴中に塩素の臭いを感じるのは、塩素がガスとなって浴室に充満するからである。希釈された塩素溶液を身体全体に浴びると、塩素が皮脂と反応して塩素化合物を作り、それが身体に吸収される。塩素の酸化力のために、連続的に塩素処理水につかることは、老化を促進する。太陽に長くさらされることと全く違わない。

シャワーの塩素は、湯の高温のために一度空気中に拡散されて、閉めきった浴室内で濃縮されます。

お湯は出てゆく塩素は残るというわけで、シャワーを使うほど室内の塩素濃度は上昇します。

そしてその塩素は、冷えてきたところで身体に付着し、皮ふと反応します。

ですからシャワーの塩素は、浴槽の塩素よりもむしろ危険なのです。


水道に塩素が使われた最初は、19世紀末、イギリスのミッドストーンにおいてであり、それから水道水の塩素消毒が欧米で普及しました。

日本では戦前はあまり塩素を入れていませんでした。

戦後、アメリカ軍が日本を戦地と同様の野蛮な土地と考えて、占領軍の安全のために「野戦基準」の塩素投入を強制したのです。

それは浄水場で2PPMという濃度で、当時一般的だった濃度の10倍でした。

しかしその後、河川の汚染が進むにつれて、塩素の投入量はどんどん増えてきました。

これは日本の水道法が、「塩素は家庭の蛇口で0.1 PPM以上残っていること」と、下限を定めるだけで上限を設けていないためです。

これは今となっては不用意な条文ですが、法の精神は、0.1 PPM以下では細菌繁殖のリスクが残りますよ、だから予算をケチらずに、蛇口で0.1PPMを確保できるようにしなさい、ということであって、0.1 PPM以上ならどれだけ投入してもよいということでは、もちろんありません。

しかるに当局は、河川や湖沼の汚染が進むにつれて、「条文に従って」塩素をどんどん投入してきたのです。

この塩素投入量のデータは、東京都がうっかり公表してしまったもののようで、その後、当局は数値を出さなくなり、公的なデータは見あたりません。

塩素試薬を持って駅やビルや民家の水道水を調べるという、民間のゲリラ的な蛇口調査(学習研究社「今、水が危ない」1992)では、蛇口塩素濃度は、東京の1.5 PPMを筆頭に、全国軒並みに1 PPM以上となっていました。

これは規定の10倍から20倍で、プールの基準値(0.4 PPM以上)よりも濃く、さかのぼって 浄水場では相当の塩素が投入されていることを示しています。

中西準子 東大環境安全研究センター 「水の環境戦略」岩波新書 1994

長く東京都の水道局に勤めた小島貞男さんの話では、世界で水道水の処理のためにもっとも大量の塩素を投入したのは、東京の玉川浄水場だそうである。小島さんが玉川にいた頃、100 PPM の塩素を投入したと話している。東京都の資料では、最高の時は塩素を150 PPM という記録があるから、間違いなく世界一であろう。

欧米から日本に来る人達は、一様に、レストランなどで出される水はカルキ臭くて飲めないと言います。

欧米人には、レストランで水道水が出されること自体が奇異なのですが、これは、日本の水道水はおいしい、という前提で行われてきた日本の習慣でした。

しかし、それも今は昔です。

また、シャワー浄水器のメーカーの話では、YMCAからたくさん苦情が来るそうです。

外国からの留学生が日本でシャワーを浴びると、たちまち身体じゅう痒くなるからだそうです。

塩素濃度に上限なし、とは日本だけのことです。

戦後アメリカ軍が塩素投入を強制したとはいえ、そのアメリカにも塩素投入量には上限があり、州によって差はありますが、残留塩素濃度は0.1 PPM以上、0.5 PPM以下くらいが標準となっています。

本土復帰後の沖縄でのアトピー性皮ふ炎の増加という現象は、まさに沖縄が「本土化」してきた結果であり、その背景には、沖縄に日本の法令が適用され、塩素投入量のタガがはずされたことがあるでしょう。

沖縄においても、施政権返還後の20年間の経済成長にともない、水洗トイレ、家風呂、クーラー、乗用車などが普及し、水道水の需要が急増しました。

もともと離島に降る雨の量は十分ではありませんし、天然、人造ともに貯水能力は限られています。

そのような土地で水道水の需要が急増すれば、それまで利用していなかった低質の水源も利用せざるを得ず、その一方で塩素投入量の上限がはずされたのですから、何が起こったかは想像に難くありません。

わが国における「塩素の大量投入」にはたかだか60年の歴史しかなく、この間、塩素を大量に含んだ水での入浴が、万人にとって安全であると確認されたことは一度もありません。

また、塩素濃度が高くなっただけでなく、入浴回数が増え、シャワーの利用が増え、強力な合成洗剤で皮脂をこそぎ落とす、という生活様式の変化が重なり、日本人の皮ふは、ひと昔前に比べて20倍も30倍も多く塩素にさらされるようになってきています。

生まれたばかりの赤ん坊は、目もよく見えませんし、呼吸もしたことはありません。

これらのことを、赤ん坊は少しずつ学習します。

皮ふ細胞も同じように、自分の果たすべき役割を学習してゆきます。

ところが、生まれて初めて触れる水である「日本の産湯」には、あろうことか、塩素という毒物が世界最大量まで投入されています。

これは、人類の歴史において、赤ん坊の学習プログラムには想定されていない事態ですから、赤ん坊の皮ふに混乱が起きるのはむしろ当然で、その混乱はやがて、炎症とか痒みという形で出現してくるのです。

生後どのくらいのうちに、どのくらいの割合の子が炎症を起こすかは、塩素濃度や塩素に触れる頻度に
関係しています。

塩素があるからといって、赤ん坊の全員が皮ふ炎を起こすわけではありません。

乳児の3割がアトピー性皮ふ炎になっているという厚生省の調査結果は、浴用水に1ppmほどの塩素が残留していたら何が起こるか、という社会的実験の結果であるようです。

アトピー性皮膚炎の外的要因として「合成界面活性剤」と「浴用水の塩素」が大きな要因として考えられます。

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