聞きなれない言葉であるが、要はボディーコンタクトを通して癒しを与えること。
体の一部または全体で触れ合い、心の安らぎと身体の安定を保ったり、取り戻したりすることである。
夫婦間のED治療、あるいは老人介護の現場に応用されたりする。
その守備範囲は幅広いものがあるようである。
親子などの間で「スキンシップ」という言葉が盛んに使われるが、これもタッチングセラピーの一つ。
親子間では、子供の表情が豊かになる、よく話をするようになる、よく眠れるようになる、肌が丈夫になるなどが挙げられる。
また、親側も子供の性質や性格を感じ取れる、一体感が生まれるなどのメリットがあるらしい。
東洋医学の小児鍼は経絡を辿り、経穴(ツボ)をなで症状を改善するが、ただ子供の体に触れるだけ、背中を撫でるだけより少しでも東洋医学的な知識を入れてスキンシップを図れば更なる効果が期待できそうである。
老人に対しても、肌の触れ合いが痴呆の予防につながったり、孤独感の解消に役立ったりすることが知られている。
触れることによって生まれるコミュニケーションを大切にしたいものだ。
タッチングセラピーを広義の意味で捉えると、その手法はじつにさまざまである。
マッサージをはじめ、アロマセラピーにも取り入れられているし、反射療法(主に足裏)のリフレクソロジーやイルカと触れ合うドルフィンセラピー、ダンスセラピーなどもタッチングセラピーに含まれると考えても良いだろう。
リラクゼーション効果やヒーリング効果に加え、心身の健康を促進するタッチングセラピーの裾野は、ますます広がっていきそうである。
ただ、苦言を呈するなら、その施術者がしっかりと医学的(特に東洋医学)の知識をつけてから行うようになって欲しい。
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