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「頭部を冷ややかにして、足の先を温かくして就寝すると、安眠できる状態になり、健康...
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「頭部を冷ややかにして、足の先を温かくして就寝すると、安眠できる状態になり、健康にもよい」という意味。
頭寒足暖ともいう。
身体の表面の温度を調べてみると、額が約30℃、手の甲が約19℃、腹が約35℃、背中が約32℃、大腿部が約29℃、足が約17℃といったように部位によって違いがあります。
一般に上半身が高めで、下半身は低めです。
これは、私たちが活発に活動しているときは、血液が頭のほうに比較的多く集まっているために起こると考えられています。
ところが、リラックスした状態や、寝入りばなになると、私たちの手や足から身体の熱を放散させる仕組みが働きます。
このとき上半身の熱が手足に移動するため、脳の温度が次第に下がっていき、入眠しやすい生理状態になるのです。
頭寒足熱はこうした仕組みを促進させるように仕向けるわけですから結果的に安眠を誘うようになるのです。
冷え性の人は普段から身体を冷やさない工夫が必要です。
例えば、冬、スカートをはく場合は、下半身が冷えるのを防ぐ対策を考える。また、エアコンについても、冷気は下方に、暖気は上方に留まる性質があるため、部屋の上部と下部の温度差に気を配るなど。
また、飲食物にはそれぞれ身体を冷やしたり、温めたりする作用があります。
冷え性の人は身体を温める食品、例えば山芋、人参、蓮根、生姜などの根菜類、塩、味噌、紅茶、肉類、ワイン、焼酎などを時と場合に応じて適宜摂取していくことが大切です。
さらにストレスによる影響も無視できません。
ストレスは交感神経を興奮させ、末梢血行を妨げるため手足が冷えるのです。
少しでも頭寒足熱を促がすためには、ストレスをためないで解消する工夫を心掛けると良いでしょう。
また、運動不足も大敵で、散歩やストレッチなどで筋肉をほぐし、末梢血行を促進することが大切です。